独学が許されるのは、実務経験・知識共に一定レベル見込める受験生

 マンション管理士試験に独学で挑戦できるかできないか、それは受験生個々のバックグラウンドに大きく関わってくるものです。
すでに何度もお話ししている通り、実務経験なし、知識もゼロといった状況の受験生がまったくの独学で挑戦するのはかなりリスキー。受験素人が、教材選びから学習計画のスケジューリング、疑問点の解消、モチベーション維持といった、受験に関わるすべてをマネジメントするのは容易なことではありません。
前のページからの繰り返しになりますが、中途半端な学習は何の意味もなしません。
時間もお金も無駄にするような学習は、そもそも始めるべきではないのです。

一方、すでに業界で何年も勤め上げており、実務経験や知識共に豊富な方であれば、独立や転職を目指してマンション管理士試験に独学で挑戦するというのもアリだと思います。
お持ちの知識を元に、市販のテキストや問題集を活用し試験対応可能な応用力を養っていくことで、合格ラインまで実力を伸ばすことは不可能ではないでしょう。

ただし、このようなマンション管理士試験に向け独学が可能な方というのは、おそらく全受験生のごく一部であると思われます。
たとえ実務に携わっていた経験があるとしても、我流の知識や経験がベースになっているのであれば、やはり試験対策用に改めて知識を習得しなおす必要がありますし、知識量によっては試験対応レベルに満たない場合も想定されます。
そういった意味では「自信は過信」にならないよう、実務経験者であってもしかるべき対策を受講するのが一番であるとも言えるかもしれません。