復習はタイミングが重要

独学でマンション管理士に合格するには、700時間の勉強が必要と言われています。毎日休まず2時間半勉強しても約1年かかってしまう計算なので、腹をくくって勉強する必要があります。

逆に言えば700時間あるのですが、そのすべてを新しいことを覚える時間に使えるわけではありません。覚えていくための復習の時間も含まれていることを忘れてはいけないのです。

正直なところ、独学を始めたばかりの時期は、新しい知識がどんどん増えていくので楽しいし、勉強している実感が持てます。しかし、日を追うごとに覚えたはずの知識を忘れていき、「自分はこの資格には向いていないのかもしれない」と不安になっていきます。

そして、独学で合格を目指す多くの人がこの時期にあきらめて勉強を辞めてしまいます。 そうならないために、新しいことを覚えるのと同じくらい、復習にも力を入れてもらいたいのです。

そして、どうせ復習するならより効率よくやりたいもの。そこで、復習のタイミングを考えてみましょう。極端な例を比べてみたいと思います。

一つは、覚えたことをほとんど忘れたタイミングでの復習、もう一つが、半分忘れたタイミングでの復習です。当然、ほとんど忘れてしまっていては、同じ勉強をもう一度繰り返さなければならず、時間がかかります。しかし、半分覚えていれば、忘れてしまったもう半分を重点的に復習すればよいので、全部忘れたときと比べて半分の時間で復習できるでしょう。

もしこれが、3分の1忘れたタイミングでの復習なら、さらに復習に要する時間は短くなります。つまり、「忘れる前に復習する」というのがポイントになります。

忘れる前であれば、復習の時間が短時間で済むだけでなく、知識を記憶に定着させることも一度にできます。

では、具体的にどのタイミングで復習すべきかというと、次のような研究結果があります。


勉強した翌日(1回目)

その1週間後(2回目)

さらにその2週間後(3回目)

最後に3回目の1か月後(4回目)


これだけ見ると、「え、こんなに復習するの?」と思うかもしれませんが、だんだん忘れる部分が少なくなってくるので思っているより時間はかからないでしょう。なにより、きちんと記憶が定着して、過去問などが解けるようになってくるので実力がついているという実感が持てます。

独学で行き詰ったら、復習をしっかりやることを意識してみてください。きっと、その成果を感じられます。