マンション管理士試験の各科目の学習ポイント

マンション管理士各科目の学習ポイント①

マンション管理士の試験は全4科目ですが、一般的に「法令」、「管理業務と会計系」、「設備系」の3つの分野に分類されます。
このように分けることによって、共通点が多い、宅建や管理業務主任者との出題範囲のすみ分けがしやすくなります。
ただ、このサイトではあくまでもマンション管理士に重点を置いていますので、 科目ごとに説明していきます。

●マンション管理に関する法令及び、実務に関すること
この科目は、民法、区分所有法、建築基準法、不動産登記法など様々な法令が含まれます。 可能なら避けたいところですが、そうもいきません。 出来るだけ身近な生活をイメージしながら、勉強していくのがポイントです。
では、この科目の中から重要な分野をいくつかピックアップしていきます。

区分所有法(法令)
この法律は、マンション管理士の中でも最も重要な科目で、出題数も一番多く例年10問以上は 出題されます。多いときなら15問という年もありました。
また、他の分野とも密接なかかわりがあり、全体の内、半分くらいはこの法令に関わってきます。 特に区分所有法の次に多い標準管理規約は、この法令の知識が必要になります。 ですから、まずは、区分所有法から勉強することが重要です。

標準管理規約(法令)
この科目のポイントは区分所有法との違いをしっかりと理解しとくことです。
同じ項目でも微妙に内容が異なり、頭の中が混乱する恐れがあります。
ですので、正確に知識を覚えることが重要です。

民法(法令)
民法は法令科目の中で3番目に出題数が多い分野です。
この法令は、生活者全てを対象としているため、出題範囲がとても広く受験者を悩ましています。
もちろん、出題はマンション管理に関することですので、範囲は限定されますが、 それでもピンポイントで勉強しなくては、とても短期間では終わりません。
詳しくはお持ちのテキストを参考にすれば良いのですが、 「委任契約」「瑕疵担保責任」を中心に「担保」、「賃貸借」「不法行為」、「時効」、「契約」を抑えることがポイントです。

●管理組合の運営の円滑化に関すること
会計や管理業務系の科目になります。基礎的な部分を身に付けておけば十分得点することが出来ます。

会計分野(会計)
この分野は、マンション管理の財源である管理費がどのように徴収され、どのように使われてか知り、収支予算案や収支決算案を理解することが重要です。
また、税や保険に関しても問われます。 税なら、区分所有者や管理組合事業にかかる税、保険なら専有部分と共有部分にかかる保険を理解すれば良いでしょう。
お持ちのテキストをしっかり読み込めばそんなに苦にすることはありません。

管理業務(管理業務)
この分野は管理組合が法的にどう位置づけられているか理解していきます。 具体的には、理事会の運営方法、理事長、理事の権限と業務、理事会の運営方法について、勉強します。
また、区分所有法や標準管理規約とも関係してくるので、上記で説明した法令をしっかり身につけられれば、この分野は苦になりません。